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自分でやる気になること。これも技術のうち
みなさまお元気でお過ごしでしょうか。
稽古も残すところあと数回となりました。
役者衆もいい芝居を作るべくしっかりと仕上がっております。
あとは本番に向けてラストスパートです。
思えば6月の稽古開始時は半袖で通い、オリンピックを挟んで、ワクチン接種やら何やら色々なことがありました。
ここ数年、年を取るにつれ、あるとてもシンプルな物理法則を身に染みて感じております。
それは「時間は止められない」ということです。
思えば、子供時分は終業式の7/20は本当に嬉しかったし、8/31は心から嫌でしたよ。
自分がどう思おうと、何をしようと時間は止められない。
だから最近は「また明日から働きに行くのやだなあ」とか思わないようにしています。
どう思おうと結局同じだから。
「時間は止められない」って思ってから「んじゃあ時間はいつから始まったのか」って考えるようになりましたよ。
通常ビックバンの瞬間から時間が始まったというのが定説でしたが最近は違うようです。
話が飛びますが、このブログ表題の元ネタはこちら
自分に気合を入れたいときに観ます。
また、話が飛びますが、映画紹介
「喜劇女は度胸」
渥美清の演技がものすごいです。
「男はつらいよ」では主役なので周りの役者を立てなければならず、演技もある程度抑えてますが、ここでは脇なので演技力を存分に見せつけております。
それを受ける役者も実力十分で観ていて飽きないです。
特に清川虹子や花沢徳衛がいいです。
花沢徳衛は全編にわたり渥美清の芝居を真正面からしっかりと受け止めてその力量たるやはかり知れません。
ストーリーも分かりやすく、単に作品を楽しむにも演技の勉強をするのも価値のある作品です。
古くてもいい作品はいくらでもあります。
是非観てください。
以上です。長くてすみません。
石倉がお送りいたしました。
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