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執筆者の写真ぐっちゃん

“当たり前”の尊さ

こんにちは。

今回オフィスぐっちゃんに初めて参加させていただきます、きらりと申します。

どうぞよろしくお願いいたします!


あっという間に9月に入り、本番まで残り約2ヶ月となりました。

1回1回のお稽古を大切にし、この作品の魅力を存分にお伝えできますよう頑張って参ります!


普段は大学でミュージカルを学んでおりますので、ストレートプレイの作品に関わらせていただく機会は大変貴重です。

まだまだ経験が浅い私ではございますが、演出の石倉さんをはじめとして、出演者の方々が温かく導いてくださるおかげで、毎回楽しくお稽古に参加させていただけております。

皆様、いつも本当にありがとうございます…!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


今回の作品で私が演じさせていただくお役は、“結婚して1週間後に、妻を残したまま亡くなってしまった旦那さん”の「妹」です。

4人兄妹の末っ子で、亡くなった兄(長男)とは8歳も年が離れています。

大好きな兄が、28歳という若さで突然亡くなってしまう…。

少し考えただけでも、どれほど辛く悲しかっただろうか…と胸が締め付けられます。

様々な感情が渦巻く繊細で複雑な気持ちを上手く表現できますよう、今後も試行錯誤を重ねながら研究していきたいです。


本作には、「生と死」が重要なテーマの1つとして関わっていますが、おそらく普段の生活の中では、そこまで深く考えない議題だと思います。(私もそのうちの1人です…。)

ですが、私自身、この作品と向き合っている時は「生と死」について様々なことを考えますし、「数多の“奇跡”の積み重ねが、“当たり前”の連続を生み出しているのだな…」と何度も感じます。

毎朝当たり前のように起き、当たり前のように出かけ、当たり前のように帰宅し、当たり前のように寝る。

友人との別れ際には「またね!」と言い合い、帰りの電車では、心躍らせながら2ヶ月先の公演チケットを予約する…。

けれども、この平和な日々が明日も必ず続くという保証はどこにもありません。

そんな無常な世の中を生きる私達に、この作品は「“今”を精一杯生きよう」という前向きなメッセージを送ってくれます。

ありふれた感想かもしれませんが、そんな“当たり前”がいかに尊いものであるかを教えてくれる、とても素敵なお話だと思うのです。

普段あまり深刻に考えないテーマについて考える機会を得られる、それも舞台を観ることの醍醐味の1つと言えるかもしれません。

ぜひ多くの方に、この作品を観ていただきたいです!

どうぞ、劇場に足をお運びくださいませ。


最後になりましたが、皆様が、今日も明日もずっとずっと、笑顔溢れる時を過ごせますように!

私も、笑顔と感謝を忘れず日々を大切に生きたいと思います。


ここまで読んでくださり、ありがとうございました☺️








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