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そんでまた生きていくんだ
さまざまな事情で欠席者が多い中、7月30日は、9回目のお稽古でした。
カバーし合っていいものを作っていこうという、そういう思いを大事にしながらお稽古を積み重ねることが大切なんだろうなと思います。
先日読んだ西加奈子さんの小説に、こんな言葉がありました。
おじいさんが小学生にいう台詞です。
「いっくら頑張っていい大人になろうとしても、辛い思いや恥ずかしい思いは、絶対に絶対にすることになる。それは避けられない。だから、そのときのために備えておくんだ。子供のうちに、いーっぱい恥かいて、迷惑かけて、怒られたり、いちいち傷ついたりして、そんでまた生きていくんだ。」
子供でなくても、歳を重ねた私にも、この言葉は沁みるなあ。
つぼみマリエ
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